シン・ヒョットコ
¥99,000
コロナ禍の中暇を持て余したわたしは押入れの中に眠っていたキャンバスに絵を描き始めたすべての始まりがこれだ部屋の隅にたてて飾ろうと思ったわたしなりの屏風の解釈屏風には雲が描かれているという勝手な思い込みで雲を描いていたら自然とこんな絵ができた 手前のヒョットコが火を吹き出し 後ろのよくわからない生き物が煙を吹き出しそれが時を経て雲に変化していく ヒョットコと生き物は観念の世界でつながっているので 火と煙は循環し 雲が絶えることはないそこに意味はない 屏風には思想がない方がいい 部屋に思想はじゃまでしかない 夢のかけらみたいなものが 描いてあればそれでいい しかしなぜヒョットコは下半身裸なのだろうか とにかく意地でも彼に ズボンだけは履かせたくないのだ ヒョットコは法外な男だ 素材・技法 ジグレー 制作年 2022年 作品サイズ(H×W) H549×W672mm エディション 20 納品期間 1ヶ月ほど サイン あり 額仕様 木製額、アクリル板 額寸(H×W×D) H631...
プルプルルーシー
¥64,900
ルーシーを描き始めて40年近くになる芝居を始める前四コマ雑誌に持ち込みをしていた頃主人公はルーシーという女の子だった内容がシュールすぎてうちは『かりあげくん』みたいなのが欲しいのよと、美人編集者に言われた 『かりあげくん』みたいな話は 一つも思いつかなかった それから時を経て 『気づかいルーシー』という絵本で ようやく日の目を見た ルーシーはミュージカルにもなった だから年季が違う 奈良美智のマネをしているというのは お門違いなのである マンガから絵本、そしてミュージカル からの絵画 積み上げられたさまざまな気持ちで ルーシーはプルプルふるえている 素材・技法 ジグレー 制作年 2023年 作品サイズ(H×W) H283×W224mm エディション 20 納品期間 1ヶ月ほど サイン あり 額仕様 木製額、アクリル板 額寸(H×W×D) H315...
自分が書いたわけでもないキャラクターを見つめるアンデルセン
¥94,600
アンデルセンは考える「わたしはこれを書いたのかな?」トゲくちびるは訴える「あんたは俺を書いてない!」アンデルセンはまだ考えている「書いた・・・かもしれないな」「書いてない! 書いてない!」平行線であるが、別に二人は怒っているわけじゃないやりあっている事実だけが今という時間を充実させるのだ
素材・技法
ジグレー
制作年
2023年
作品サイズ(H×W)
H718×W480mm
エディション
20
納品期間
1ヶ月ほど
サイン
あり
額仕様
木製額、アクリル板
額寸(H×W×D)
H746×W517mm
特記事項
なし
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